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高血圧治療薬ミカルディスの効果と副作用

2020年03月09日

高血圧治療薬ミカルディスとは、血圧を下げる降圧剤です。
主に高血圧症に効果があります。
他にも、心不全などの心臓病や、腎臓病にも効果が期待されています。
ミカルディスは錠剤タイプのお薬です。
持続性があるので1日1回の服用で済むのが特徴です。
血圧を適切に保ち、脳卒中や心臓病、腎臓病のリスクを下げることにつながります。
妊娠中の人や、重い肝臓病、虚血性の腎臓病、高カリウム血症の人は使用できません。
また、高齢の人や利尿薬を使用している人、人工透析や減塩療法を受けている人は血圧が下がりすぎないように注意する必要があります。
また、血圧を下げるお薬なので飲み合わせにも注意が必要です。
別の降圧剤や利尿薬と組み合わせるときは血圧が下がりすぎないように気を付けましょう。
アルコールによってめまいや立ち眩みが出やすくなるので、飲酒は控えたほうが良いです。
他にも併用によって悪い結果を招くおそれがあるため、お医者さんと相談すべきです。
服用にあたり、決められた飲み方や服用量はきちんと守りましょう。
通常は少量から開始し、1~2週間かけてゆっくりと血圧を下げていきます。
定期的に血液検査を行い、カリウムの値や腎機能、肝機能に異常がないかを調べる必要があります。
高血圧症では、生活習慣の見直しも大切です。
減塩療法や定期的な運動、肥満の解消などによって血圧を下げることができます。
軽い高血圧であれば生活習慣を見直すことでお薬をやめられることもあります。
他の降圧剤と異なり、咳の副作用はほとんど見られません。
服用をし始めたときは体のだるさ、めまい、頭痛などが見られますが、徐々に改善するためあまり心配する必要はありません。
もともと腎臓の悪い人は、飲み始めに腎機能が一時的に悪化することがあります。
定期的な血液検査を受けて副作用に注意する必要があります。
ミカルディスの重篤な副作用として、血管浮腫、急腎不全、肝機能低下、めまいやふらつき、頭痛などが報告されています。
服用時はこれらの症状に注意しましょう。
血管浮腫とは、急に皮膚が腫れる症状です。
顔や唇、舌、のどがひどく腫れ、飲み込みや息がしにくい、話しづらいなどの症状が出ます。
突然腫れが現れて消えるため、蕁麻疹と似ていますが、腫れが引くまで通常1~3日かかります。
高カリウム血症が現れることもあります。
だるさ、息切れ、脈の乱れ、手足のしびれなどの症状が出ます。
重篤な場合は心不全を引き起こすことがあります。
また、急性腎不全が起こることが報告されています。
急性腎不全によって血中尿酸値上昇が引き起こされます。
尿酸値上昇は尿路結石や通風の原因となります。
また、腎機能の低下も引き起こされる場合がありますが、一過性であれば問題はありません。
まれに副作用によって肝臓の機能が低下することがあります。
その場合はだるさ、食欲不振、黄疸、茶褐色の尿などの症状が出ます。
定期的に肝機能の検査を受けたほうが良いでしょう。
その他にも、重篤な副作用として発熱や咳などの症状がでる間質性肺炎や筋肉痛や脱力感を伴う横紋筋融解症が起こることが報告されています。
観察を十分に行い、異常が認められた場合には服用を中止し、適切な処置を行ってください。
ミカルディスは降圧剤なので服用によって過度の血圧降下が引き起こされることがあります。
そのときにめまいや頭痛、ふらつきが生じます。
さらには失神などの一過性の意識消失も報告されているので、服用後の体調に注意しましょう。
特に高所作業、自動車の運転など危険を伴う際には十分注意する必要があります。
このような重い副作用はめったに起こりませんが、重篤な場合は命の危険があるため、直ちに服用を中止してお医者さんの診察を受けることが大切です。
用法や用量をきちんと守るようにしましょう。